【身体の声を聞く】ニットセラピー
編み物歴40年の私。長く続けていると、人生いろいろあります。
24歳で腸の難病、クローン病が発覚して以来、入退院を繰り返していています。
今回も入院中で人口肛門を再建する手術を予定しています。編み物ができないことが、私にとってはストレスなので毎回、入院用の荷物の中には、いつも「毛糸とあみもの道具」をしのばせています。
今回入院では、余り糸を利用して「玄関マット」を編んでいます。
私の場合、入院中の治療法は絶食なので、点滴はしてますが元気になると検査の時以外、すべて自分の時間です。時間はたっぷりあります。
でもね、編み物って普段は何気なくしているけれど、いがいと体力がいるんですよ~。
熱があったりお腹が痛いときには、目を開けることもできないし、起き上がることもできないし、トイレにも車椅子で連れていってもらってました。
少しづつ元気になってくると、スマホで耳からの情報(音楽、音声)を聞くとができるようになり、つぎに、スマホを見ることができるようになました。
それから、スマホでSNSなどの返信ができるようになり、その頃には、スマホで動画も見ることができます。
そうすると、ようやく起き上がって座っていられるようになります。
座っていられる時間も少しずつ増えてくると「編み物したいな~」って気持ちがムクムク湧いてきて、道具を出せるようになります。
長年かけて、集めていた「余り糸」を準備して・・・・
「かぎ針は5/0号」立ち上がりの無い編み方で、毎段色変えして、毎段糸始末をしながら「細編み」でひたすらぐるぐる編んでいます。
いつも、編みながら「編み物ができるって、ありがたいな~」「編み物ができるまで元気になって幸せだな~」と感じながら編んでいます。
いつのまにか、無心になって、痛みや病気のことや、手術前の不安などを頭の中から、かき消してくれるのです。
ふと我に返ったときはいつも、意識して「ありがとう」と呟きながら編んでいます。
なので、この作品は「虹色ありがとうサークル」と名付けました。
ありがとうの思いが、たくさんたくさん刻まれています。
236段 直径103cmまで、成長しました。完成です!
入院前は、50段くらいでした。入院してから約1か月で186段あみました!
編みながら、楽しさとともに、心がスッキリして癒されています。
編み物のおかげで病棟でお友達もできました。
看護師さんにもたくさんお声掛けいただきました。
これが私の「ニットセラピー」です。
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