「編み図」と「編んだ作品」が一致するファイリング法
ご自身で編んだ作品の歴史が「一冊の本」のようになっていたら、嬉しくありませんか?
私は、日記をつけるのが個人的に好きなので、「編み物日記」感覚で「作品の写真と編み図」をファイルに整理していたら、2冊3冊とファイルが増えていき、自然と自分だけの「編み物の本」みたいになってきました。
そうすると、自分の編み物の歴史を振り返ることもできたり、過去の作品をもう一度編んで、プレゼントしようかな?という場合や
生徒さんからの「あの作品の編み図をください」というお問い合わせにも、ササッと編み図を探せる仕組みができていました。
そこで今回は、私のなりの
「編み図」と「編んだ作品」が一致する」ファイリング法
をご紹介してみたいと思います。
目次
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●クリアファイルに入ったまま、一時保存(ステップ1)
●穴あき透明ファイルとバインダーで整理(ステップ2)
●自分の編んだ作品と編み図を一致させるメリット
●私のおすすめ「バインダーと穴あき透明ファイル」について
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さっそく、具体的なやり方をお伝えします。
●クリアファイルに入ったまま、一時保存法(ステップ1)
・編んでいる途中の編み図や資料は、クリアファイルに入れたまま、毛糸や編みかけの作品と一緒に袋の中にまとめて入れています。
・1作品につき1つのファイルです。
・編み終わった作品の編み図も、一時的にクリアファイルで作品ごとに、まとめています。
●穴あき透明ファイルとバインダーで整理(ステップ2)
一時的に保存していたクリアファイルを、バインダーで整理します。
整理方法(表面)
・「制作年月日」「作品名」「使用糸名」「使用糸:玉数(グラム)」「用具」「感想」「作品の写真」を一枚の紙に、まとめて記入します。
・「使用糸」は、10センチぐらい切って、セロテープではりつけます。
こうしておくと使用した、「毛糸の太さ」や「色」がわかりやすいです。
・毛糸のラベルも貼り付けます。
ラベルがあると、毛糸の素材がはっきり分かり、洗濯やアイロンがけの方法などを再確認することができます。
※ラベルは、べったり全体を貼らずに、セロテープで上のほうだけ止めて、ペラッとめくれば洗濯表示なども見えるように貼ります・
ラベルがあると、再度同じ作品や編む時に、まく同じ毛糸が手に入らなくても、似た感じの毛糸を選ぶことができるので、助かっています。
使用した毛糸のラベルは、すぐに捨てずに編んでいる途中の編み図と一緒に、クリアファイルに挟んでとっておくと、何玉使って作品が完成したのかを把握することができますよ。
整理方法(裏面)
・自分で計算したメモ
・コピーして使った編み図
・製図
など、作品を完成させるまでの使った全ての資料を1ページに入れています。
●自分の編んだ作品と編み図を一致させるメリット
・自分で編んだ作品がすべて手元に残っているとは限りません。
例1)お友達や家族にプレゼント
例2)古くなってほどいて、別の作品に編みなおす
例3)販売商品として編んだもの
例のように、作品本体が手元に無くなってしまっても、「作品の写真と編み図など」をデータとして残すことができます。
・自分の編んだ作品だけが、「一冊の本」のようになります。過去に編んだ作品はページをめくれば、一目分かるので、頭の中の思い出ではなく、形として「見える化」できるので、頭の中もスッキリします。
●私のおすすめ「バインダーと穴あき透明ファイル」
・穴あき透明ファイルは「無印良品」が気に入って長く使っています。理由は、縦に収納しても透明ファイルの形が崩れにくいからです。
コスト削減ということで、100均の穴あき透明ファイルを、使用していた時期もありましたが、編み図や資料のが増えてくると、重みでファイルの形がゆがんでしまっていました。
また、無印良品だと全国どこでもお店があり、定番商品なので同じファイルをいつでも購入できるところが気に入っています。
今回は、「編み図と編んだ作品を一致させる整理術」について、私なりのやり方をご紹介しました。
編み物をはじめたばかりの方は、ピンとこないかもしれませんが、長く編み物を続けていると、だんだん資料が増えて、「やっておけばよかった~」ということになるかもしれませんよ。(私がそうでした^^)
編み物初心者さんは
「編み図(コピー)」と「毛糸のラベル」「糸の端っこ」「日付」だけでも十分だと思います。
ちょっと手間がかかりますが「作品の写真」もあったほうが、分かりやすいですよ♪