2目ゴム編みのシンプル「ニット帽」の編み方~編み物レシピ「棒針編み」
2目ゴム編みのシンプル「ニット帽」
伸縮性があり、折り返してかぶることができますので、フリーサイズで使用できます。
基本的な編み方ですので、編み物初心者さんも少し練習すればチャレンジしやすいデザインだと思います。
【目次】
1.材料と道具
2.編み方
3.サイズや糸を変えてアレンジ法
4.「あみもの」はじめてさんへ
1.材料と道具
■材料 オリムパス ツリーハウス リーブス 3玉
■道具 棒針4本針(先の丸いとじ針・先の尖ったとじ針・ハサミ)
■ゲージ 二目ゴム編み 26目・23段
2.編み方
①一般的な「作り目128目」
②輪にして「2目ゴム編み 増減なし」 57段
③58段目で 減らし目「表目左上2目一度」「裏目左上2目一度」を交互に編む。
④59段目から「1目ゴム編み 増減なし」5段
⑤最終段「右上2目一度」
⑥糸端を2回に分けて絞る
【棒針4本針で輪に編む】メージ画像
・3本の棒針に3等分し、三角を4本目の棒針で編みます。
・靴下やハンドウオーマー・ミトンなどにも「4本針で輪に編む」技法が使われまます。
3.サイズや糸を変えてアレンジ法
今回は、大人男性向けの色で編んでみました。
■「目数と段数」変えるだけで、「お子様用」や「自分用」にサイズ変更もしやすいデザインにしていますので、応用作品も楽しんでみて下さい。
■カラーバリエーションは「13色展開」と豊富な糸を使用しています。お好みの「カラー」で編むのも楽しいと思います♪
■ゲージ調整をすることができれば、真っ直ぐ編むだけですので、糸をまったく違う物に変えてのアレンジしやすいデザインです。段数と目数の計算法を理解すると、お手持ちの糸を使用して編むことができます。
4.「あみもの」はじめてさんへ
今回のシンプルニット帽を編んでみよう!と思ったら・・・・
「基本的な棒針編みの技術」を練習してみましょう。
【棒針編みの基本とは】
①一般的な作り目の作り方
②表目と裏目の編み方
③二目ゴム編みの編み方
④2目一度表目・2目一度裏目
⑤4本針で輪に編む方法
以上5つのステップで練習してから、本番のニット帽を編んでみると安心です。
練習は、少ない目数で、数段でOKです。
●基本練習をオススメする理由
・いきなり本番を編み初めてしまうと、途中分からなくなったり、間違えたり、編み目が乱れたりすると、なんとなく編んでいても楽しくなくなってしまいます。何度もほどいているうちに、糸が痛んできたりもします。
たくさんほどきながら練習した場合には、練習部分は使用せずに、糸を切って、新しい糸でスタートすると、きれいな編地になりますよ。
・編み物に慣れている方でも、初めてしようする糸の場合には、糸との相性や、手加減になれるためと、ゲージを確認するために、必ず試し編みをします。試し編みの意味あいも込めて、編み方の練習をしてみることをオススメします。
・編みたい毛糸と道具の準備ができたら、まずは、「基本練習 5つのステップ」少ない目数で練習して、少し自信がてきたら、本番に入るとスムーズだと思います。
最後に
編み物は、編み始めるまでの基礎が以外と難しく、本や動画を見てもでできなかった・・・という方が多いのも事実です。
編み物をされている人が周りにいらっしゃったなら、少し習ってみるとスムーズかもしれません。お近くの編み物教室を探してみると、新しい世界が広がるかおしれませんよ~。